2015年07月25日

Posted by ららう
at 20:11
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人生の長い夏休みの1ページ 今日も灼熱の一日がはじまる


  主人の転勤で帯同してアジア圏へ、気づけば今月で5年目に入る。日本にいた頃は朝から晩まで仕事仕事仕事。10年続けた仕事は仕事量が増えるばかり、どうにかしてこのプレッシャーから逃れたかったが、幸いにも同僚上司には恵まれ、通勤も自転車で10分という好条件。辞める理由さえ見つからない。そんな時に舞い降りた主人の突然の「辞令」。しかも、大好きなアジアの国となれば二つ返事で帯同の意思を伝えた。今でもあの時の狂喜は忘れられないし、主人にも感謝している。憧れの駐在妻生活の一日は早朝6時30分には主人を見送り、掃除・洗濯・夕飯の準備を済ませる。習い事がある日は午前中から外出し、習い事が終わった後ランチ&お茶をして解散、夕方帰宅し洗濯物を取り込み、主人の帰宅を待ち夕飯、シャワー、自由時間で就寝という何とも優雅な生活を送らせてもらっている。日本では友達は少なかったのだが、こちらでは友人にも恵まれ、スケジュール帳はほぼ埋まっている毎日。しがし駐在の一番の悲しい事の一つでもある、友人の本帰国も友人の多さに比例して多いのも事実で、平均年数3年で駐在生活を終わる駐在員が多い今、友人の本帰国ラッシュにとまどう日々もあった。ただ、基本一人時間も愛する私はぎっしり詰まっていたスケジュール帳から空白の多い月が増えてきたことに、少しほっとしている所もある。何も予定がない一日も開放感がいっぱいで良いものだ。眠かったら2度寝をして、好きなだけネットサーフィンをして、自由気ままな時間。ただ、時間が出来ると色んな事を考えてしまいあんなに苦しかった仕事を懐かしく感じたりもする。主人の稼いできたお金を、ただただ消費するだけの自分、生産性のない自分、少しでも自分で稼ぐことが出来たらこの劣等感から逃れられるのだろうか。そんな事を考えながらふとサイトで見つけた「在宅ワーク」月々わずかなお金でもいい、もしお金を手に入れる事が出来たら、それで主人と一緒に少し贅沢な旅行に行けるかもしれない、最近増えたシミをエステに行って消し去ることが出来るかもしれない、何よりも自分の存在意味を少しは感じることができるかもしれない。勇気を出して在宅ワークの登録をしてみた今日。この記事は私の新しい挑戦への第一歩。来年の今頃は少しは貯金は出来ているのだろうか。今よりも、笑顔が増えているだろうか。まだまだいつ日本に帰れるか先の読めない人生だが、在宅ワークで少しでも充実した日々を送っていきたい。
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